2018年4月9日午前1時32分に発生した島根県西部地震において、ご契約エレベーターのうち165台が地震時管制運転機能により停止しました。当社では日頃より大規模災害訓練を実施しており、地震直後に出動した社員が最新の保守員位置システムによって最短時間で現場に急行し、同日17時までにすべての復旧を完了しました。山陰地区4事業所のネットワークに加え、東芝エレベータ中国支社も緊急支援を即始動。IT技術と東芝グループの豊富な人的リソース両輪での対応により、お客さまおよび大切な資産であるエレベーターにまったく被害はありませんでした。いつ起こるかわからない、そして年々頻度が増える自然災害に対し、当社では常にリスクを想定したシミュレーションと復旧技術の向上に努め、お客さまの安全を守り続けます。
東西のサービス情報センターが現場の位置をすばやく特定し、監視ディスプレイに該当する物件の位置情報が表示されます。地図には近くにいるフィールドエンジニアの位置情報も標示され、最も早く現場に駆けつけることのできるエンジニアに出動指示を出すことが可能になります。
故障や災害に対して集中管理を行い、適切な対応を指示します!
フィールドエンジニアは現場への到着時刻や復旧予定時刻、部品調達状況などの詳細な作業情報を逐一専用のスマートフォンでセンターに発信。オペレーターはそれらの情報をもとに、お客さまからのお問い合わせや部品交換の手配、作業終了のご報告などの作業進捗を管理します。
現場と綿密な連携を取り、迅速な対応を実施します。
全国10万台以上の昇降機や建物のファシリティー情報を集約・共有し、メンテナンスサービスの司令塔としての役割を果たす東西のサービス情報センター。万が一の故障や災害が発生した場合でも全国の支社店と連携・協力し、万全のバックアップができる体制を確立しています。
標準機種でも数万点にも及ぶエレベーターの部品は、建物ごとに条件が違うためオーダーメイドになっており、メーカーの設計思想・製造方法に基づく純正部品を常時ストックしておかなければいけません。弊社では予防保全を基本姿勢として、日頃のメンテナンスを実施し、整備計画に基づく部品供給体制を構築しています。
リニューアルをご検討のお客さま